一般的に、香典を頂いた際の御礼として送る香典返しは、食品であればお茶やコーヒー、ハンカチ、お菓子などが挙げられます。
しかし、中には商品券を香典返しとして送るケースがあると言います。
商品券を御礼として送るという行為は、適切なのでしょうか?商品券は、厳密に言えばお金ではなく、商品に引き換えることのできるチケットです。
ですから、結局は品物に変わるわけで、受け取った側は品物を自由に受け取れる…という考えからすると、香典返しに商品券を選んでも問題ないように思えます。
しかし、一般的に商品券は、香典の御礼としては適切ではないと考えられています。
それはなぜかと言うと、商品券は金券だからです。
香典返しは品物を返すのであって、お金を返すのではありません。
厳密に言えば金券はお金ではありませんが、慣習的に限りなくお金に近い・換金性のあるものであると考えられているため、適切ではないということのようです。
似たような例として、品物を自由に選べるカタログギフトがありますが、こちらは換金性はありませんので、その利便性から逆にお勧めされることが多いようです。
ですから、商品券を御礼にしようと考えている場合は、香典を下さった人の心情に配慮して、できるだけ避けた方が無難と言えるでしょう。